先日サイトで、原発技術者である平井憲夫さんの「原発がどんなものであるか知ってほしい」を読んだ。大変な衝撃を覚えた。亡くなられる2年前に書いたそうだ。内容に関しては、原発の現場監督であり技術者であり、しかも現場を20年経験なさっている方であるからこそ原発社会の裏と表を書けるのだと私は思う。15年前この手記が書かれたころは、原発推進者によってずいぶんたたかれたようだ。85%以上がでたらめだと。しかし今原発震災が起こって、本当にこの方は真実を語っていたし、未来に向かって警告していたのだ。。福島の原発の事故を予言されていたかのように覚えてならない。何故私は今まで原発の事を真剣に考えてこなかったのか?問題意識を持たずに生きてきて原発を許してきたのか?悔やまれてならない。原発は廃炉も解体も停止も大変難しく、お金もかかるそうだ。閉鎖をしても監視管理を途方もない時間をかけてしなければならないものだそうだ。それならば、すぐにでも全原発を停止し、閉鎖し、放射性廃棄物をこれ以上増やさないようにしなければならない。原発をとめたとしても多くの問題が実は残るのだ。子供たちにその重荷を負わせてはならない。是非多くの方に平井さんの手記を読んでいただきたいと思う。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.htmlPR
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