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アクラの徒然日誌

かけがいのない地球 一人ひとりが大切な命 子供たちに未来を!

   
カテゴリー「原発」の記事一覧

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震災情報がなくなった?

東日本大震災が起こって間もなく3カ月が経とうとしている。新聞もテレビも震災関係のニュースが最近ずいぶん少なくなってきている。まるで原発事故は収束に向かい、被災地も復興計画に順調に向かっているようだが、現実はそうではない。原発事故は収束どころか、第二原発の方も大量の汚染水を流さなくてはならない状況を迎えているし、第一原発は実は水素爆発の時2倍の放射能が出ていたことが明らかになし、被災地の状況は全く最近は知らされていない。仮設住宅はどうなったのか?避難されている方は今何が必要なのか、健康状況はどうなのか?医療体制は十分なのか、町の復興計画はどこまで進んでいるのか?永田町のゴタゴタは良く知らされるが被災者の姿、ボランティアの方々、そこの自治体の方々の苦労等は全くニュースに出てこない。まるで何もなかったかのようにお笑いバラエティー番組がいつの間にか復活している。この国はなんなんだろう?未曾有の大震災が起き多くの方が犠牲になり未だ発見さていない方も多いというのに。
 今日がっかりしたことひとつ。青森県で六ヶ所村等原発関連施設を13人の原子力専門家が安全性を検証し始めた。代表者である東大大学院教授田中知市のことば、「いろんなアイディアを持って対応しているのがわかった。持ち帰って十分検討したい。」まるで一見学者のような弁であり、専門家としての鋭い眼、評価が全く感じられない。今日は大間原発の現場を視察するというが、余り期待できそうもない。そういえば青森県の知事選挙は全く原発は争点にならなかったそうだ。知事も今までの原子力行政を導いた原発推進派である。安全対策委員会は名前だけのもののような気がしてならない。私はリンゴが大好きである。特に青森県産の藤、津軽は1年中食べていたい程だ。青森のリンゴを放射能漬けにはしないでほしい!
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ガイガーカウンター届く

昨日ガイガーカウンターが我が家に届いた。ネットで注文したがこんなご時世で意外に早く届いた。1週間かからなかった。早速テストしてみる。中国製なので説明書を読んでも分かりづらい面もあったが、なんとかネットでも分かり易く取扱説明がされているサイトを発見し理解できた。自宅の周囲を測定器を持って歩く。大0.06μsvから0.2μsvの範囲であり、平均して0.11μsvというところか。新聞ではいつ0.03μsvなので3倍くらいが実際値なのかなと思う。まあ私のはそんなに高いものではなく特に小さい値は誤差が大きいので、本当に正確なところは分からないがある程度の目安はつくと思う。1時間くらい散歩して累積値を測ってみようと思う。1か月測れば、天気や環境、計る条件がどの様に影響するのか分かってくると思う。仕事でも持って行ってその土地の線量を測ってみようと思う北海道にどの様に影響しているか知らせて行きたい。

福島のお母さんの講演会


昨日福島のお母さん佐藤幸子さんの講演会に行って来た。5人の子供をもつお母さんで、福島で農業をしている方だ。同じように5人子供をを持つ筆者は、福島で実際起こっていることを知りたく、また応援したい気持ちで出席した。佐藤さんは、20㍉SVを撤回させるため、3度も文科省と折衝されている。測定器を持って福島の学校校庭の放射線量を調査され県にも働きかけている方である。地震が起き原発が事故を起こしてから何が起こったかを詳しく話してくださり、原発震災は人の命を失うばかりでなく、人との信頼関係、地域とのつながりも破壊してしまうものであることを知らされた。また県も、国と同じで地域住民の目線では全く対応してくれないことを知った。高橋知事はどうであろうか?経産省出身の知事は基本的には原発推進の立場である。北電がプルサーマル申請を国にした時、確かタイミングが悪いとか、道民の理解が今だと得られないとか、その程度の反応でしかなかった。原子力安全保安院は何もなければ6月18日に許可をするようだ。大きな原発事故が起こってもこのままだと何も変わらない。やはり佐藤さんのように体を張って阻止する行動に私たち一人一人がでなければこの国は変わらないのではないか。人は変化することを嫌う、今まで通りに生きたい、長いものに巻かれたい、人の先頭には立ちたくない、出る釘は打たれる、明日より今どう食べて行くか?・・・・・そんな生き方からは何も生まれないし、滅びにみんなで向かっているのではないか!人々が平安だ、平安だと言っている時、突如として滅びが来るとイエスは言われた。砂の上に建てられた経済的な繁栄より、岩の上に建てられた安心と平和(貧困でも)を選びたい。聖書にこんな言葉がある。 「野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。」箴言15章17節
 

洗濯が干されていない?

 最近札幌は天気が良く、初夏を感じられる季節がやって来た。今日星置の住宅街を朝方散歩してみる。何かいつもとちょっと違う、そういえばいつもなら各家のベランダに所狭しと洗濯物や、布団が干されているはずだが、干している住宅は非常に少ない。ひょっとして放射能の影響かと思ってしまった。福島から札幌まで直線距離で650KM、遠いようで意外と近い。道新でも毎日道内の放射線量を公表しているが、果たしてどこまで信憑性があるかどうか?いつも見ていて不思議なのが一番人口の多い札幌が1番数値が低くて、旭川、留萌、稚内、浦河、室蘭などいつも高いのだ。調べる地点、その周辺環境によって大きく違うのであろう。だから決して札幌が一番道内で少ないとは言えないのだ。昨日広瀬隆さんの講演会へ行って来た。300人しか入れないところに500人位の人が出席していただろうか?主宰者も予想外の参加人数で喜ばれ、困惑されていた。広瀬さん曰く、「札幌の皆さん、遠いからって安心してはいけませんよ、札幌にも大量の放射能が来ていますよ。」と言われていた。2時間の予定が3時間になり大いに盛り上がった。北海道には泊原発があり、幌延には一時最終処分場の候補にも挙がったが、核最終処分の研究のための深地層研究センターがある。また函館から23KM南側にプルサーマル専用の原発を2年後完成予定の大間原発がある。そういえば北電も泊で来年プルサーマルを予定していて国に最近申請した。 こんな風に北海道は本当に危ないのだ。福島のとんでもない原発事故を起こしながら、たくさんの人が被曝していて、未だ事故の収束が見えていないどころか、拡大しているのにだ。全く地方選挙でも脱原発は争点にならなかった。特に地元は脱原発の声をどこも出せない雰囲気にあるという。明日の平和より、今日を如何に食べて行くかを優先している。 「いのち]より経済が優先されている。子供の未来より、大人の生活が優先されている。 
北海道に未来はあるのだろうか?  
広瀬隆さん講演会 Live(USTREAM)
http://sapporosinsaitv.blogspot.com/p/live.html
                      

ある原発技術者の手記

先日サイトで、原発技術者である平井憲夫さんの「原発がどんなものであるか知ってほしい」を読んだ。大変な衝撃を覚えた。亡くなられる2年前に書いたそうだ。内容に関しては、原発の現場監督であり技術者であり、しかも現場を20年経験なさっている方であるからこそ原発社会の裏と表を書けるのだと私は思う。15年前この手記が書かれたころは、原発推進者によってずいぶんたたかれたようだ。85%以上がでたらめだと。しかし今原発震災が起こって、本当にこの方は真実を語っていたし、未来に向かって警告していたのだ。。福島の原発の事故を予言されていたかのように覚えてならない。何故私は今まで原発の事を真剣に考えてこなかったのか?問題意識を持たずに生きてきて原発を許してきたのか?悔やまれてならない。原発は廃炉も解体も停止も大変難しく、お金もかかるそうだ。閉鎖をしても監視管理を途方もない時間をかけてしなければならないものだそうだ。それならば、すぐにでも全原発を停止し、閉鎖し、放射性廃棄物をこれ以上増やさないようにしなければならない。原発をとめたとしても多くの問題が実は残るのだ。子供たちにその重荷を負わせてはならない。是非多くの方に平井さんの手記を読んでいただきたいと思う。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

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プロフィール

HN:
鍵和田 憲昭
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1959/04/02
職業:
一級建築士
趣味:
旅行 写真 手作り家具
自己紹介:
北海道札幌市手稲区にて建築設計事務所を営んでおります。

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